当サイトは、ブラウザのJavaScript設定を有効にしてご覧ください。

head-int01


-- 録音を聴くかぎり、演奏のノリはバッチリですよね。そんなに練習していないとは思わせない仕上がりですよ。

ANTONそこはもう、持っとるモンですね。

ANDREWそれなりにやってきたと。

masasucks逆にオレは問いたいけどね。例えば週に2回とか練習したら一体どんなバンドになるんだろう?って。

YOSHIHIROオモんなくなるんちゃう? そんなにガチガチやってもね。上手すぎると「どうや?」みたいになるじゃないですか。そういう雰囲気はあんまり出したくない。

-- 上手いけどテクニカルに寄り過ぎてはないですし、いい塩梅ですよね。じゃあ、ライブのときしかメンバーとは会わない感じなんですかね。

ANTONいや、普段から飲んでますね(笑)。

masasucksみんながそれぞれやっているバンドのライブを観に行ったり。

ANTON会ってもFULLSCRATCHの話とか、ほとんどしないけど(笑)。

-- 基本、仲がいいんですね。

masasucksいや、どうですかね(笑)。

ANDREWメンバー同士で飲みにいくバンドって意外となくて。外からはすごく仲良しだと思われますね。

-- 今、ライブの動員はいかがですか?

ANTON相変わらずですね。大したことないです。

YOSHIHIRO毎回、固定のお客さんが来てくれています(笑)。

-- 前回のアルバムは、セールス的にはどうだったんですか?

ANTON失敗ですね(猛爆) でもまぁ、こんなもんやろな、って。FULLSCRATCHにかかわらず、今は売れることに対しては期待してないですね。だから枚数とかは気にならないです。

-- 今回は純粋にANDREW さんが加わったかたちでの音源を作りたかったと。

ANTONそうですね。

masasucksANDREWはPAとして一緒にツアーを回っていたころから「背中にTIGHT RECORDSのロゴが入ったTシャツを作りたいね」ってずっと言ってて。

ANDREWようやくそれがかなおうとしていて、オレ的にはすごくうれしいんですけどね。

-- では最後に今後の意気込みを。

ANTON意気込みはないんですけど(笑)。まぁ、ファースト・アルバムから16年間、いろんなことをやってきて。FULLSCRATCHでもいろいろ挑戦してきたし、個々でもいろいろやったし。一周回って、いろいろなことが分かった上で「FULLSCRATCHは必要やな」ってなってるんですよね。これが本来のバンドのあり方っていうか。真剣にどこかを目指していくのももちろんいいですけど、今はそこを経て、この4人でやるのは面白いなっていう。そこでアルバムを作って、しっかり活動を見せていきたいなっていうのがあったんで。だから16年間かかってたどり着いた、今のスタイルですね。

-- アルバムが出た後はツアーを予定されているんでしょうか。

ANTONそうですね。あまりたくさんは回れないですけど。まず第1弾として東京、名古屋、大阪、福岡、仙台くらいは行って。行けなかったところはまた別の機会に、ゆっくりでもいいから行こうと思っています。

ANDREWけっこう全国にFULLSCRATCHチルドレンがいるんですよ。「当時のFULLSCRATCHに憧れてバンドを始めました」みたいなバンドが今、一線で活躍していたりして。「一緒にやりたい」っていう声がめちゃめちゃ多いんですよね。そういうバンドたちと第2弾のツアーをやるのもいいかな。まぁ、楽しいツアーになるんじゃないかな。

-- 全国各地でお酒を飲むんでしょうね。

ANDREWまぁ、飲むでしょうね。誰が運転するんだ?みたいな話にもなりそうですけど(笑)。

ANTONツアーもほんま久々やから、昔観に来とった人たちとか、「まだやっとんか!」って笑いに来てくれたら、それだけでええかな。

ANDREWハイ・クオリティーな演奏は期待しないでください(猛爆)。飲み屋に行く感覚で来てほしいですね。本来のFULLSCRATCHの姿が見られると思います。

ANTON最高峰の茶番を見せたいですね。所詮は茶番なんですよ、オレらは。でも、他人にはできない茶番ですから。

INTERVIEW BY indies issue 岩崎 一敬