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-- 新作は楽曲も演奏も、前作を軽く上回った内容ですね。バンドの充実ぶりが伝わってきました。

ANTON(Vo/B)おぉ、ありがとうございます。

-- 前作『ASSHOLE RETURNS&THE HISTORIC COLLECTION』(2007年)が出てから7年ぶりの作品で。かなり期間が空きましたね。

ANTONそうですね。まぁ、作ろうとしなかったから。

ANDREW(Dr)メンバーチェンジとかもあったし。作る気にもならなかったね、オレが入るまでは(笑)。

-- ANDREWさんが加入したのはいつなんですか?

ANDREWこれがねぇ、分からない(笑)。そもそも「入った」と言った記憶がないんですよ。

ANTON『ASSHOLE RETURNS&THE HISTORIC COLLECTION』を録り終えて、ツアーが終わった後くらいちゃう?

-- KENTAさん(元NOBのドラマー。FULLSCRATCHが再始動してから加入)が脱退したのが2008年ですが、KENTAさんと入れ替わりで入った感じですか。

ANTON「入れ替わり」というか、二股をかけてたんですよ。

ANDREWオレは前回のアルバムのレコーディングエンジニアを担当していて、ドラムでも1曲参加しているんですけど、復活後はライブのPAとして同行していたんですよ。そしたらライブ中に突然「たたいてよ」って言われて。

ANTONANDREWがたたいた曲をやるときは「来いよ!」って言って。で、「次の曲もたたいてまえ!」って(笑)。

-- アハハハ。

ANTONで、だんだんANDREWの比重が増えていった(笑)。

ANDREWそしてクロスしていった(笑)。

-- ANDREWさんがのっとったかたちですね(笑)。

ANTON「オマエ、入れよ。PAしとる場合ちゃうで」って。KENTAは自然消滅ですね。

-- ANDREWさんはエンジニアもやっているから全曲知ってるし、その場でたたけたと。

ANDREW「オマエもう、全部たたいてよ」みたいに言われたときは、さすがに「別にいいけど、やるならスタジオに入って練習させてよ」って言って。一回だけスタジオに入りましたけど。

ANTON手っ取り早かったですね。技術うんぬんよりも人間関係というか、フィーリングなんですよね。ANDREWとやる方がグルーブ感があって。「バンドってこうやねんな」って思いましたね。

-- ANDREWさんは遠慮もないし、対等な人間関係でやれると。

ANTONもう、今ではリーダーですからね(笑)。全部まとめてくれるんで。

ANDREWアハハハ。まぁ、ぼくは最初、エンジニアとして関わったわけですけど。なので、まとめ上手なのかなと。