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──ここでmasasucks(G)が到着──

masasucksどうもすみませんでした〜。どんな罰も受ける所存です〜。

ANTONまだ酔うとるやろ(笑)。

masasucks酔ってる(笑)。

ANDREWまだ一つ目の質問だから。

masasucksオーケー。今回のアルバムは14人で20年ぶりに作った14曲──。

ANDREW「14人で20年ぶり」!?……なんか酒臭え(笑)。

masasucks全14曲28分の大作でございます!

ANDREWそんな話は聞いてないから(笑)。今は最速の話をしていて。そう、やっぱり初期衝動をしっかり出そうぜ、というコンセプトですかね。

-- masasucksさんがいらっしゃったのであらためてうかがいますが、ベテランといえるキャリアのあるバンドがもう一度初期のサウンドに立ち返るっていうのは、なかなかできることではないと思うんですよね。やっぱり、ちょっと違ったことがやりたくなるでしょうし。だから今回のアルバムをどんな思いで作ったかというのは、ぼくとしてもぜひ聞きたいところでした。

ANTONまぁ実際、いろいろやってきたんでね。一周回って、また戻ってきた感じですね。このバンドでいちばんやりたいのはどんなことやろなって考えたときに、この4人だったらこういう感じかなって。自分たちがやりたいことでもあるし、お客さんに求められているのもこれでしょうし。これしかないわな、っていう感じですかね。FULLSCRATCHがFULLSCRATCHであるための音ですね。

masasucksええこと言うな。

-- そして、そういう初期のようなキャッチーでアグレッシブな勢いのあるサウンドを現在の成熟したスキルで作っているというのがポイントですよね。ファンにしてみたらすごく理想的だと思います。

ANDREW『MARVELOUS』、『ADMIRE』とかのころよりも経験値としては数段上がっているはずなんで。その中で当時のようなことをやったらどうなるか?って思って取り組んだんですけど。……でも、ギターのミュートしながらの刻みはちょっと退化したよね(笑)。「昔みたいに速くできねえ!」みたいになってて(笑)。

YOSHIHIRO頑張って刻んだつもりですけどね。座って弾きましたけど(苦笑)。

masasucksレコーディングではなんとか弾けたけど、ライブではどうするんだ?っていう(笑)。

ANDREW知識だけはついて、腕が追いついてない(笑)。

YOSHIHIROこういう音楽はアスリート的なところがあるからね。やっぱり歳をとると衰えてくるところがある(笑)。

ANDREWだからみんな、遅い曲をやるようになるんだろうね。

-- でも、ギター・ソロはかなり弾きまくってますよね。

YOSHIHIROそうですね、ギター・ソロは結構やりましたね。

ANTONそういう方がカッコええですやん。ギタリストはやっぱりギター・ソロを弾いてなんぼやと思っているんで。弾き倒している方がカッコいい。

masasucksましてやFULLSCRATCHはギターが二人おるからハモれるっていう。

ANDREWさっきも少し話に出ましたけど、今回のアルバムを作ろうってなったのは実は4年も前のことなんですよ。「この4人での音源が一枚もないし、やろうよ」って。そこからどうしてここまで時間がかかったのか(笑)。なんでだろうね?

ANTONみんな最初は冗談やと思ったんちゃう?

ANDREWえ〜!?(笑)

ANTONそのときは「ええな、作ろう!」みたいになったけど、誰もその気にはなってなかったよな。その次の日にはもう忘れていました(笑)。